矯正治療(ブラケット治療)中の歯磨きコツや気をつけたいポイント、おすすめグッズも紹介
矯正治療(ブラケット治療)を受けている方々にとって、毎日の歯磨きはとても大切です。
矯正器具を効果的に使用するためには、正しいケアが必要だからです。
この記事では、「矯正治療中の歯磨き方法や、実際に役立つコツ、気をつけたいポイント」を詳しく解説。また、ブラケットやワイヤーの隙間をきれいにするためのおすすめグッズもご紹介します。
健康な歯を保つ具体的なテクニックやおすすめグッズを参考に、より清潔な口内環境を維持しましょう。
矯正治療(ブラケット治療)中の歯磨き
矯正治療中の歯磨きは、装置が常に口内にあるため特に注意が必要です。
ブラケット治療の場合、装置の部分に食べかすや歯垢がたまりやすく、通常の歯磨きよりも時間をかける必要があります。
また、しっかりとしたセルフケアを行わないと、虫歯や歯周病のリスクが高まります。この記事では、歯磨き方法やコツ、注意点について詳しく解説します。
歯磨きの方法
ブラケット治療中の歯磨き方法にはいくつかの基本的なポイントがあります。
まず、歯ブラシの選び方ですが、通常の歯ブラシよりも毛先が細かくて小さいものを使うと効果的です。特にタフトブラシや歯間ブラシがおすすめです。
歯磨きの手順
歯と矯正装置の間、ワイヤーの上下など、磨きにくい部分を丁寧に磨きます。
歯ブラシを斜め45度に傾け、毛先を細かく動かしながら、1本の歯につき30回程度を目安に磨くと良いでしょう。
鏡を見ながらブラケット周囲やワイヤーの隙間をチェックし、磨き残しがないようにします。
矯正装置が付いていない部分も忘れずにケアしましょう。
フロスを使うと、歯間の汚れを効率よく落とせます。
歯磨きのコツ
矯正治療中は通常の歯磨きよりもテクニックが求められます。
まず、歯ブラシの持ち方ですが、鉛筆を持つように軽く握ることで、力を入れすぎず、細かく動かせるようになります。これにより歯や歯茎を傷めることなく、汚れを効果的に除去できるでしょう。
次に、一番磨きにくい部分であるブラケットやワイヤーの周辺は、歯ブラシを45度に傾けて毛先を丁寧に当てるのがポイントです。特にワイヤーの上下やブラケットの周囲は食べカスが溜まりやすいため、念入りに磨きましょう。
奥歯や前歯の裏側も忘れずに。奥歯はフロスやデンタルフロスを使うと磨きやすくなります。
気をつけたいポイント
矯正治療中は、以下のポイントに特に気をつけて歯磨きを行いましょう。
これらのコツとポイントを押さえることで、矯正治療中も健康な歯を保つことができます。虫歯や歯周病のリスクを減らし、予定通りに矯正治療を進めるためにも、しっかりとセルフケアを実践しましょう。
歯磨きの頻度
まず、歯磨きの頻度です。「食べたら磨く」を基本として、1日3回の歯磨きを心がけましょう。これにより、食べかすや歯垢が溜まる前にケアできます。
磨く力加減
次に、優しい力加減で磨くことです。矯正装置をつけているとつい力が入りがちですが、過度な力は歯や歯茎を傷つける原因となります。そのため、やさしく丁寧に磨くことが重要です。
鏡を見ながら磨く
さらに、鏡を見ながら磨くことで磨き残しを防ぎます。特に矯正装置の周りは汚れがたまりやすいため、しっかりと確認しながら磨きましょう。
矯正治療(ブラケット治療)中の歯磨きおすすめグッズ
矯正治療中には特に口腔ケアが重要です。ブラケットやワイヤーの装置があるため、通常よりも食べ物のカスやプラークがたまりやすくなります。
以下に、効果的に清潔を保つためのおすすめ商品を紹介していきます。
山型の歯ブラシ
オーラルケア タフト12
オーラルケアのタフト12は、特に矯正治療中の方にぴったりの歯ブラシです。
- ヘッドがスリムで、叢生部位や歯頸部にしっかりとフィット
- 矯正装置の周りの細かい部分まできれいに磨ける
- 3列歯ブラシでは届かない箇所にもしっかりとアプローチ
- 歯と歯ぐきを傷つけず、効果的にプラークを除去できる
タフト12の毛先は1本1本がなめらかにカットされており、歯ぐきを傷つけることなく使用できます。
さらにPBT素材を使用しているため、水はけが良く、毛のコシが長持ちします。毛の密度が高く、フラットな毛先が歯表面に均一に当たるため、きれいに磨けるのが特長です。
ワンタフトブラシ
オーラルケア プラウト
オーラルケアのプラウトは、特に特定のリスク部位に対して優れた効果を発揮するワンタフトブラシです。
- 三角形のヘッド設計により、どんな部位でも正確に磨ける
- 疲れにくいグリップで細やかに操作できる
- 耐久性に優れるPBT素材を使用
- どんなキーリスク部位にもピッタリとフィット
プラウトの毛先は、他のワンタフトブラシとは異なり非常に密に植毛されており、プラークをしっかりと吸い上げることができます。
中心部に向かって滑らかにカットされた毛先も、歯肉を傷つけずに安心して使用できます。、
歯間ブラシ
ライオン DENT.EX 歯間ブラシ
矯正治療中の方にとって、歯間ブラシも欠かせないアイテムです。ライオンのDENT.EX歯間ブラシは、超合金SAワイヤーを採用しており、高い耐久性と操作性が特徴です。
- おすすめサイズはSやM
- 110℃アングルと85mmのホルダーは操作性に優れている
- 矯正装置の周り(特にワイヤーの下の部分など)までしっかりとアプローチ
- 折れにくいデザインで、長期間使える
サイズ展開も豊富で、4SからLLまで全7サイズが揃っており、あらゆる歯間に対応できますが特に「SやMサイズ」がおすすめです。
矯正治療中のフロス
フロアフロス セイビング
フロアフロスセイビングは、ブリッジ・インプラント・矯正器具がある方に特にお薦めのフロスです。
- 硬いスレッダー(糸通し)部分が一体化
- 使用したい箇所にスムーズに挿し込める
- 糸はポリエステル製で非常に柔らかい
- 優しく歯間をケアするできる
日本人の口腔内は叢生が多く、複雑な歯列を持つ方が多いですが、フロアフロスセイビングなら徹底したケアが可能です。
フロスが通しにくい場所でも、384本の繊維が絡まずにしっかりとプラークを取り除きます。ロールタイプなので、お好みの長さにカットして使用できます。
マウスウォッシュ
Weltec コンクールF
WeltecのコンクールFは、矯正治療中の方にとって非常に効果的なマウスウォッシュです。
- グルコン酸クロルヘキシジン配合の高い殺菌力
- ムシ歯や歯周病の予防に効果を発揮
- 1回の使用で約12時間効果が持続
- 長時間お口の中を清潔に保つのに最適
使用方法も簡単で、水に数滴混ぜてすすぐだけで、爽やかなミント味が口の中をリフレッシュしてくれます。
少量で効果が持続するため、経済的にも大変優れています。
マウスウォッシュ
ハビットプロ
ハビットプロは、モンダミンシリーズの中でも特に優れた効果を持つマウスウォッシュです。
- 20-30秒口に含んですすぐだけ
- 歯と歯ぐきをしっかりと保護
- お子様でも使用できる
お口全体を清潔に保ち、矯正治療中の口腔ケアをサポートします。
使用後は通常の水でのすすぎを避けることで、効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ:矯正治療(ブラケット治療)中の歯磨き方法
矯正治療(ブラケット治療)中の歯磨きは、通常の歯磨き以上に注意が必要です。
ブラケットやワイヤーが口内に存在するため、食べ物の残りや菌が溜まりやすく、徹底的な清掃を心掛けることが重要です。適切な歯磨き方法を実践するために、ブラケットの上下を丁寧に磨き、歯とブラケットの間、ワイヤー周りなど隅々までブラシを届かせることが求められます。
実際の歯磨きには、通常の歯ブラシの他に、歯間ブラシやフロス、口内洗浄液などのグッズが役立ちます。
特に歯間ブラシは、ブラケットとワイヤーの隙間を効果的に清掃するために非常に便利です。これらのグッズを使用することで、より清潔な口内環境を維持できます。